私の指先はいつも赤を纏っています。
お客様には、なぜいつも赤なの?とよく聞かれます(笑)
理由は一番好きだから。
その好きをもっとかみ砕いて言うと・・・
私は自分のネイルには寒色系のカラーがあまり好みではなく(お客様に塗っているときは綺麗な色だなぁと思うのですが自分の指に塗ると落ち着きません😅)、自分のネイルにはあたたかさや女性らしさを感じる暖色系じゃないと嫌みたいなのです。
そういった意味では赤は私の中ではその頂点に君臨しているカラー。
指先に赤を纏った全体のイメージが私のこうありたいという姿にピタっときているし、
なんといっても肌を最高に綺麗に魅せてくれます。
今も自分のネイルチェンジの際、一応、チャートでいろんな色を合わせて自分の心がどこを求めているか確認はします。
でもいろんな意味で赤を超えてくるカラーがないのでやっぱり赤。
でも赤と言っても何通りもの赤があるので、その都度心がしっくりくる赤、そしてこの一カ月どんな自分でいたいかなどを感じながらそのイメージにピタっとくる『赤』を選びます。
そしていつもワンカラーです。
若い頃は人と被らないような遊んだデザインも好きでカラーもいろんな色を選んでいましたが今はワンカラーの虜💅
ネイルをされている方はお分かりになると思うのですが、ほんの小さな一粒のパーツでもネイルの雰囲気はグンと変化します。
私は10本同色のカラーが並んだ指先の雰囲気がとても好きで、奥深い美しさを感じます。
色は心にとても作用しますがその作用を一番受け取れるのがワンカラーネイルでもあります。
心はなによりも正直
私はお客様にカラーを選んでいただく際、迷われている数色を必ず実際にお爪に塗り見ていただきます。
頭でこうしたい!と思っていても心は本当に正直。
自分の爪に色がのった時、肌移りや色の持つ作用などから、今の自分(の内面)が求めているものに、あ!コレ!とちゃんと反応します。迷われているときは意図的に自分のその反応をみていただくのです。
例えば、アクティブに動きたい、気分を上げていきたい、何かに挑戦する、そんな時は強めのカラーやラメ、デザインも盛り盛りにしたいと感じたり、頭や体が休息を求めている時や粛々と日常をこなしていきたい時は落ち着いたカラー、シンプルなデザインにしたかったり。
無意識にも自分のその瞬間の心が反映されていたりします。おもしろいですよね。
何年か前に流行った『ときめき断捨離』をご存じの方も多いと思います。
こんまりさんこと、片付けのコンサルタント近藤麻理恵さんが心がときめくかどうかでモノを判断し、不要なものを捨てるという断捨離方法を発信しとても話題になりました。
まさにこの「ときめき」こそが頭ではなく こころ の正直な動き。
何年も使ってないけど高かったし、いつか使う時がくるかもしれないから、などなど思考ではいろんな理由付けをしてしまいます。でもやっぱり日々全く登場しないものはしないし、いつも使うものは結局着たら気分が上がる服やお気に入りの小物などに限られてくるものです。
心の動きを丁寧に見て、そしてそれを活用し断捨離。とても画期的!
今日は、私の毎回同じように見えるネイルに隠されている、実は細かいたくさんの理由をおしゃべりしてみました。こころを重視した結果の、毎回の赤です(笑)
自分の心の動きをキャッチするのにネイルはとてもとてもいい練習になると私は感じています。
流行り、季節、クリスマスやバレンタインなどイベントに合わせたカラーやデザインをチョイスするのももちろん楽しいですが、その瞬間ご自身が本当に欲しているものはなにか。
自分の内側に丁寧に気持ちを向けてみると、とてもしっりくる感覚だったり「ワクっ」とした高揚感だったり、心が正直に教えてくれます。
ネイルをされていらっしゃる方はぜひトライしてみてください♪
オレーニュに通ってくださっているお客様は一緒にそのお時間を楽しみましょう😉
そして、ワンカラーは「退屈」といったイメージをお持ちの方も多いと思いますが、整ったフォルムにカラーのみならではの美しさ も機会があればぜひ一度ご体感されてみてくださいね。